構音障害入門編 第2回 -構音障害の種類-(全16回)

構音障害ラボ

構音障害の種類

構音障害は、口や喉の筋肉や器官が正常に機能しないために生じる言語障害の一種です。構音障害には、以下のような種類があります。

1、発音障害:音素(音の最小単位)の発音が不正確なために生じる障害。具体的には、舌や唇、顎などの筋肉が適切に動かないために、音の区別がつきにくくなったり、間違って発音することがあります。

2、音韻障害:音韻規則(言語での音の規則)の理解や適用に問題があるために生じる障害。たとえば、音の位置を変えることで意味が変わる日本語の「か」と「が」の違いを理解できない、といった問題があります。

3、リズム障害:言語のリズムやアクセントが不正確なために生じる障害。たとえば、言葉を発するリズムが速すぎる、または遅すぎることがあります。